TCG総合研究所

蘆薈を中心に三人のゲーマーがCOJを主にTCGを研究する

エージェントアカデミー イベントレポート

-戦いの果てに待つものは安穏か?それとも…-


お詫びと前書き

エージェントアカデミーの蘆薈だ。
前回まではとても大きな制限の中でのデッキ構築に挑戦してきた。
が、いつものようにTwitterなどでリサーチしてみたところ、残念ながら不評だったようだ。
私の文章力・記事の構成力の無さが相まって、“そもそも趣旨が読者に伝わっておらず”結果として“COJのCもわかっていない人間が基本も抑えないデッキをさらしている電波記事”と捉えられてしまった様だ。
中には数名、わざわざ御鞭撻の文を用意してくれた方までいたようだ。(発表直前に誤解が解けたらしく、私は残念ながらその文章を読むに至らなかった。きっかけは誤解からとは言え貴重なアドバイスを受ける機会を失ったのは悔やまれる)
彼らないし、彼女らの貴重な時間を割いてしまったこと、心からお詫びすると共に、エージェントとして、書き手としてより明確に意図が伝わり、読者に納得頂けるような文章づくりを心掛けていきたい。
加えて言及しておくと、本家記事はさておきエージェントアカデミー内で行った“初期資産+α”シリーズは特に初心者に向けた記事と言うわけではなく、単に“限定的なレギュレーションでデッキを構築すること”が楽しいと言うことを伝えたかった(他のTCGでは“ブースタードラフト”がこれにあたり、ただの“ジャンクデッキ”がたった一枚のグッドスタッフで無双したりする様は言葉にはし難い楽しみがある)のだが、逆効果だったようだ。(後半の“無課金”シリーズはコメントで送られてきた要望に応えたものだ)

ついでにサムネイルについて、これも私は気にかけている。(もっとも、今回別の意味で問題となっていたが)
サムネイルのデッキレシピが上記の理由で“ジャンクデッキ”的なものに見えて敬遠してしまった読者も少なくなかったようで、これに関しては今回は仕方が無い面もあったがそもそもサムネイルで記事で取り上げるデッキを“ネタバレ”してしまう事などについて私は対策を講じる必要性を強く感じている。

また、引続き意見・要望に関しては募集しているのでいつでもお気軽にコメント頂きたい。
一応シリーズものであったので最後まで続けさせていただいたが、こういった方への心遣いの至らなかった点、私は反省してもしきれない。

さて、本題へ移ろう。

丁度シリーズも書き上がり落ち着いたことだし、本日はワンクッションとして昨日まで行われていたイベントの結果と個人的な感想を記しておきたい。

まずは結果をご覧いただこう。


f:id:TCGrokai:20150706204355j:image

以前公開したメインデッキを二枚だけ変えたものを使用した。

私はイベントモード自体があまり好きではなく、全国対戦と平行していたため-本来のプレイヤーとしてのスキルの無さも相まって-マリガンや手札の温存など細かい失敗を繰り返していたのでもう少し勝率はあげられたと思うが、まぁこんなものだろうか。

細かい試合を振り替えると、J2以上のプレイヤーともそれなりに戦い、先攻後攻問わず手合わせの行幸にあやかったが、そのなかでもとりわけ赤黄との戦績がすこぶる良く、相手がJ2以上であっても先攻後攻関係なしにほとんどの試合がシーソーゲームに発展し、おそらくギリギリ7割ほどの勝率は得られたと思う。
むしろ、低ランクのプレイヤーの工夫されたキラーカードや一線から外れたデッキ(【ヒトミデーメーテール】【アリアン珍獣】【うすしお】系統など)にうっかり轢き殺されることの方が敗因としては多かったように思う。

イベントの良いところ


先ほど“イベントモード自体が好きではない”旨を伝えたがランクに関係なく、誰とでも平等に戦える機会としてはとても素晴らしいと思う。
メフィスト自殺】や【習作デッキ】などの本命ではないプレイヤーもいるにはいるが、Qランクなど普段では戦う機会の少ないプレイヤーともガチで戦える可能性は中位~下位ランクプレイヤーにとって良い刺激になりうる。
こうした機会はいくらでも有ってよい。

素朴な疑問も


さて、以前から言われていたような気もするが“マッチング”に関して好成績であるほど格上や好成績同士で当たる傾向が強い気がした。
例えば4~5連勝したあたりから数回負けるまでやたらとJ中位以上のプレイヤーと(あるいはSS帯ながら絶賛連勝中のプレイヤー)とマッチングするのだ。
そしてそこから一度敗れると“勝率の高い中位プレイヤー”とマッチングしやすい気がする。

体感なので詳細は不明だが、何かあるのかもしれない。

報酬について


今回はどの報酬カードもなかなか面白いセールスポイントを持っている。
私が特に注目しているのは《ヒュドラ》だ。
使いにくそうなテキストは工夫や考え方次第でいくらでも便利に働くだろう。
自己完結性という点で彼は申し分ないグッドスタッフだと考える。(COJというゲーム性と噛み合うかは別問題だが)

以上で今回のレポートは終了としたい。
次回のお題を考えながら、イベントを終えて日常へと帰ってきた安堵感に身を委ねてみるとしよう。