TCG総合研究所

蘆薈を中心に三人のゲーマーがCOJを主にTCGを研究する

エージェントアカデミー 換金して運用する

ー結果があるのならそれは結局正しいのだー

エージェントアカデミーの蘆薈だ。

最早死んだ人と思われてもおかしくはないが、生きている。

何となく再来して何となく記事を残していくのも良いかと思ってまた性懲りも無く来てみたわけだ。

最近私事が立て込み続け、疎遠になっていたが、今回筆を執ったのは…
知っている人はすでに知っているのだが、改めて今の自分のデッキをここに記録しようと思った次第だ。

例によってというか、【四色グッドスタッフ】である。

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とりあえず構築の経緯から話していきたい。

カードパワーと環境の変化


単純に《インドラ》の強化や《シヴァ》の鈍化などパワーカードに変化があった。加えて気がつけば【トリガーロスト】は環境的にも少ない(ここで言うのは《ヘルハウンド》や《メリュジーヌ》がしっかり積まれたタイプ)ので、またまた私の最愛のカードの1つ《換金所》のエンジンを使おうと考えた。

《換金所》の概要


テキストは割愛するが、要するにあらゆるカードがマナ加速カードになる訳で、状況次第で思い切り腐るようなカードすら容易に採用圏内に取り込む懐の深さを持つ。
また、重いデッキは手札が溢れがちなので、後半戦での激しい手札消費も気にせず、1ターンに8マナ以上消費という豪快なプレイングも容易に可能となる。
換金するカードは色・種類を問わないため、“タッチされた高コスト”も用意に高速召喚できるようになる。

欠点はトリガーロストされると動きが大きく制限されることと、《死神のランプ》の存在だ。
その他、内的要因としては手札消費の激しさがあり、序盤から使う場合は何らかの補填が必要になる。

蘆薈式換金エンジン


《換金所》発表当時から私の提唱している流行らないムーブなのだが、今回も活躍していただくのが“先攻1ターン目《換金所》+1枚セットエンド”だ。
ここから次のターンに各種、5コストユニットをぶっ放す。
さらに次のターンには軽減から5コストが出せるので、強引にマナカーブを成立させることができる。
ちなみに少し前はこの動きをすると弱体化して見なくなった《聖女の祈り》を思い出すエージェントが多かったのか、慌ててウイルスを送ろうとする者も居た印象。

ここに加えて2コストユニットやドロートリガーも合わせれるのならより盤石だ。
私の場合はユニットは一切考えずに(デッキ構成的に何かしら2ターン目までにはファッティを引く)《策略の装填》があったらラッキー位に考えている。
とにかく先攻は《換金所》だ。

中盤以降も《換金所》は活躍する。
どう考えても小回りの効かない回らないデッキなので《換金所》のパワーで強引にカードをキャストしていく。
《インドラ》から《ベルゼ》、《シヴァ》→《ガイア》などなんでもありだ。

腐るカードはマナにしろ!


【ミッドレンジ】相手の《インドラ》や【緑単】などの“秩序”の豊富な相手に対しての赤いカードなど、腐るカードを有効活用できるのもこのエンジンの強みだ。
デュエマの良システム“腐ってもマナにできるからピーキーなカードを採用しやすい”をここに持ち込んでCOJを別ゲーにしてみよう。

で、強いの?


強いカードを片っ端から搭載したデッキなのだから強いだろうと言いたいのだが、この理屈はそっくりそのまま“第一印象「紙束」”となる筆頭要因である。
とりあえず私自身の観測範囲で言うことにするが、Jランク下位におけるこのデッキは約2ヶ月弱の間7/10勝前後をキープしている。(もっとも、施行回数が見合っていないのが申し訳ないが)
プレイングが丁寧な上位プレイヤーの戦いはともかく、初心者〜中級あたりなら余裕を持って勝てるということではなかろうか。
ちなみに私自身のプレイングはガバガバである。
いや、情けない。
私自身は対【武身】に不安を覚えるのだが、とりあえずそれ以外は何とかなる印象である。


さて、長くなったがもう少しだけこの茶番劇にお付き合いいただければと思う。

各種5コストユニット以外のカードについてだ。

《ミューズ》…《ヴィシュヌ》はカードパワー不足と判断し抜けたが、《ガイア》環境で盾持ちはほしいところ。加えて突然死を防ぐ攻撃禁止能力に後攻初手とタッチでも入れたい理由が山積みの名脇役。(それでも、抜く人は抜くかも)
先攻取ったり、盾がいらない時は率先して換金されてく娼婦に…

《コルフェ》…殴り合いになると弱いのがこのデッキのファッティ。更地に出来てるうちはいいが、毘沙門が間に合わず、《ハデス》を打ち込みたいことも。
しかしそんなスロットはないのでこちら。
うっかり軽減《リーナ》に使うことも多い。
他のカードもそうだが、種族
が増えると《策略の装填》が光る。
なお、《ジョカ》は持っていないだけである。

《スルト》…軽減《ベルゼ》要因だったり、除去耐性のバリエーションだったり、火力の補助だったりと多忙な令嬢。
でも、ホントの採用理由は「パンプ許さん」だったりする。

《エンビル》…【武身】対策になりうると聞いて。《毘沙門》の元になったり、防御の要になったり。仕事は多い。
《スルト》とのシナジーもある。

ジョーカー…デッキ速度や、デッキの特徴から相手に有効なカードや後半に強い《毘沙門》は捨て札にたまりやすく、後半の息切れも防げるので三枚回収1択だと思われる。
《換金所》を回収すると、訳のわからない大展開がおきることも。

最後に


何だかんだ言って勝ち星を拾っているデッキである。
その上、普段はあまり無いような豪胆なプレイングが愉しめる。
冷やかしついでに挑戦してみたらいかがだろうか。
店内で遊ぶくらいなら案外面白いかもしれない。(メタカードやブン回り相手は知らん!)