TCG総合研究所

蘆薈を中心に三人のゲーマーがCOJを主にTCGを研究する

エージェントアカデミー 蘆薈式語録集

 -理屈苦手なあの人に、教えてあげよう早覚え!人は誰にも歴史あり。エージェントなら覚えとこう!行くぞ!!-

さて、毎度お馴染みのエージェントアカデミー。今回は前回お伝えした通り“デッキ構築語録”だ。根拠もなく宛にならない私の持論だが、知っておくと何かの時に引っ掛かるかもしれない。

さぁ、始めよう。

・先攻初手は5-8

デュエマ時代の私の指針をCOJに持ち込んだもののひとつで“先攻初手にほしいカード”の投入枚数の目安を現す。
いわゆる“妥協用”を含めてとりあえず5枚、できれば8枚あれば確実にそれらからスタートできるだろう。

・後攻軽減13枚

こちらは後攻時の話。
デュエマでは使いたいカードの他に“同じ色のカード”をマナ用に引かなければならない。これは“軽減”と良くにている。
なのでそこから考えるに後攻で軽減ユニットを出したければ、そのカードを含めて(インターセプトもまぁ、含んで良いだろう)13~15枚はほしいところだ。
私は良く“スタートカラー理論”と呼んでいる。

さぁ、これで先攻・後攻ともにバッチリだろう。

・マナカーブは1・3・5
これは実戦でのマナカーブをきれいにするコツだ。これらのコスト(特に3コスト)を多めに採用すると軽減や複数召喚の際にきれいにCPが使えるだろう。

・6-2、9-3理論

これは“進化ユニット”および“インターセプト”に関わる。デッキに進化カードを擬似的に“タッチ採用”したいときの考え方だ。
例えば《毘沙門》をデッキに入れたいが黄色は最低限にしたい場合、ユニット6枚に対して《毘沙門》は2枚なら動く。ということだ。
インターセプトは厳密には“ユニット6枚に対して1枚”くらいの方が安定するだろう。
これは2枚使うという場合ももちろんだが、オーバーライドや軽減に使うことも視野に入れてこの配分であり、私はたびたびこの理屈に乗っ取って“進化のタッチ採用”を行う。

・トリガーインターセプトは13枚
これは黎明期から言われていることで、トリガーカードとインターセプトカードは13(より深く見ると12~15)がバランスが良い目安とされる。
逆にいうとユニットの目安は進化を含めて“27”はほしいところだろうか。
これ以下に絞る場合は余程ユニットの出しかたやドローソースに気を使わない限りはトリガーカードやインターセプトカードを使うためのトリガーユニットが不足しがちなので、細心の注意が必要だろう。(ちなみに私の経験から最低限度はユニットは18、9枚ほどだと思う)

・《不可侵》2枚は《力の解放》

個人的なフィーリングの話なのだが、《不可侵》を2枚の代わりに《力の解放》や《ダークアーマー》を1枚入れるとなんとなく同じような働きになる気がしている。ほどよい上位種1枚と下位種2枚をほぼ同等に見ることがある。


・その他の語録

ここまではデッキ構築に関するものだったが、少しだけそれ以外の話も見てみよう。

・カパエルは軽減で出すな
これは他のカードにもたびたび置き換わるが、CP7で自分の場が空というピンチの時《毘沙門》で打開するべく《カパエル》をだして《毘沙門》に進化しようとする。この場合どちらかを軽減で出す必要がある訳だが、この時《カパエル》ではなく《毘沙門》を出すときに軽減は使え!ということだ。
《カパエル》に使うと《毘沙門》が容易に想定されるために、相手は《弱肉強食》や《封殺の煉獄炎》を迷わず使うが、《カパエル》をそのままだせば欲張った相手が様子見することもありうるのだ。
当たり前のことだが、改めて覚えておきたいテクニックだ。

・相手のユニットは出たときに触れ
これは今は死んだテクニックかもしれないが“ユニットのクロックレベル”を最速で判断したいときに思い出したい。
ユニットがドライブされた直後のアップ表示されてる間にユニットにタッチしてステータス表示を見ることで“最速で”レベルをチェックできる。

まぁ、オーバークロックがわかったところで、何かのアクションの準備は間に合わないが、ある程度思考時間の圧縮(封殺するかの判断など)にはなるだろう。


如何だっただろうか?
今回の内容は最初に述べたように“根拠もないオカルト”にすぎないが、皆の心に何かが引っ掛かれば幸である。